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今週のFXと来週の相場展望

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今は6月1日土曜日朝9時32分です。

昨日のFXは、おそらくですが、誰もが想像以上に円高になってしまったと考えていると思います。ドル円-1.24円、ユーロ円-0.99円、ポンド円-1.38円、オージー円-0.45円と、軒並み下落しました。

5月31日が円高になった理由

5月31日の金曜日が大きな円高になってしまった理由ですが、ご存知の方も多いと思いますが、これはトランプ大統領がメキシコに対して、6月10日から5%の関税を課すと言い出したからです。

因みに中国への関税は25%と高い税率であり、国自体メキシコと比較にならないくらい大きいのに、何故こんなに下がるのかについて、詳細を紹介します

メキシコ関税で、円高になる理由

比較的多くの情報を入手し、いろいろと思案した結果、メキシコに対する関税発動予定でどうしてこんなに円高になったのか?その理由を箇条書きで紹介します。

1、関税発動の理由がめちゃくちゃだった。

関税発動の理由は、メキシコからアメリカに不法入国をしてくる移民が多いからという理由です。移民を減らせば関税を無くすけど、移民の不法入国がなくならない限り、関税を最大限までかけ続ける。関税をかけられたくなければ、メキシコ側で移民を何とかしろ!というのがトランプの主張です。

通常、関税を発動する場合というのは、貿易で不均衡があるというのが一般的な理由です。今回の理由は、違う問題に対し、関税というカードを出して、相手を脅しているのと同じです。

はっきり言ってモラルも思いやりも無い、関税で相手を脅し、自分の言うことを聞けと言っているだけ。完全に自分勝手な行動、身勝手な考えに基づいた発言です。

普通の大統領は、一般常識も道徳心もあるので、こんな事にはならないのですが、それらが全く欠如している人なんだなという認識を持つと、この先も同様の事例が発生するだろうという想定の中で、円高に進んでいるものと思われます。※市場参加者はあまりにも常識はずれな行動をするから、この先が怖くて買えない

メキシコへの関税は6月10日から、なおかつ最初は5%と低額です。

この金曜日の円高は、上記の事ではなく、これからトランプが色んな国に対し、同様に関税をかけるというカードを使い、世界中をひっかきまわすという思惑、拡大解釈で売られていると思います。

2、アメリカ・カナダ・メキシコの自由貿易協定がまとまった後の話だった

アメリカ・カナダ・メキシコは隣国同士です。

以前はNAFTA(今は USMCA)という名称で、昔からこの三か国で北米自由貿易協定(ほくべいじゆうぼうえききょうてい)が締結されてきました。

今年もこの会議がようやっと終わり、カナダやメキシコはこれで一安心と思っていた所に、いきなりの関税発動宣言が下りました。

これははっきり言うと、誰もが信じられないというような行動です。しかも関税を発動するのなら、その関係機関、担当者などと話をした上で、実際にそれがアメリカにとって本当に得になることか?相手国にとって大丈夫か?事前にヒアリングなどをして、また関係各所に色んな意見を聞いてからやるというのなら分かりますが、単なる思い付きを公の場で公表してしまう。

その行為が市場参加者、アメリカ国民から非常に恐れられています。それ故に 何をしでかすか分からない大統領という恐怖で売られたのだと思います。

但しメキシコに対する関税の発動については、ライトハイザー米通商代表(USTR)の代表、共和党の議員、全米商工会議所というどちらかというと、トランプ側の人たちが猛反対をしています。

またこれ以外のアメリカの全産業界から反発の声が高まっています。

特に全米商工会議所は、アメリカ最大の商業団体であり、共和党に対して年間100万ドル以上の寄付をしている団体です。この団体が、今回のメキシコに対する関税をやめるよう、ホワイトハウスを訴えると言っています。※6月3日から手続きを開始するようです。

これはトランプにとっては支持者となっている団体です。この訴えに対し、トランプが多少の譲歩をしない場合、全米商工会議所はトランプに対する寄付をとりやめ、次の選挙戦で対抗の方を推薦する可能性も出てくる訳です。

とにかくアメリカの全産業といってもいいぐらいに反対となっていますし、アメリカ国民だって関税により物価が上がるので相当ビクビクしているだろうし、やめてくれと思うのが通常です。

即ち、アメリカのほぼ全国民が反対という意思表示を表明する中、この先どうなるのか?一応期限は6月10日だったと思うので、それまでにトランプが譲歩し、緩和されるかが注目となります。

この中で全米商工会議所の記事は参考になりますので、良かったら目を通してみてください。

中国の関税が6月1日から発動

中国の関税が6月1日から正式に発動しました。

また中国側はアメリカの貿易関税に対し徹底的に抗戦するという姿勢を示しており、金曜日は具体的な案が公表されました。

これは完全な貿易交渉の泥沼化を意味します。

因みに貿易戦争は、アメリカ、中国の両国とも得をしません。またこの事態によって他の国にも悪影響がでます。言うなれば開けてはいけないパンドラの箱なんです。

そしてその事が分かる市場参加者は、これは脅しであり、最後は話し合いで解決するだろうと思っていました。なぜなら誰も得をしないことだから。

でもここで超絶頭が悪い大統領の行動により、皆の顔色が変わっています。

この大統領は本当に何がしたいのか?誰しもが理解に欠けるが、その大統領は本気で世界経済が崩壊するような事をやりたがっているように見える。

それ故に円高にシフトしているのだと個人的には思います。

円安になる条件

貿易戦争は無意味だからやらない方が言い。これは昔から言われていた事であり、それを遵守する為に、WTOなどの機関がありますが(今もある)、地球温暖化に対する取り組みをしません!との一言で、その団体から抜けたトランプ大統領です。おそらく誰も彼に文句を言えないのでしょう(言っても聞き入れない)、本当にやりたい放題やっています。

このまま振り回されて終わるのか、それとも誰かが彼の首に鈴をつけるのか?

今の段階では彼が心を入れ替えておとなしくなるのが、円安になる条件かと個人的には思います。

因みにトランプ大統領は今まで色んな事を言ってきました。

具体的には

メキシコの壁を建設する(多数の反対により実現できず)

北朝鮮を非核化する(北朝鮮に対し、制裁などで言うことを聞かそうとするが、結局うやむやになって終了)

EUに関税を課す(EU側から報復すると言われると、あっさりとそのカードを引っ込める)

等々いろいろとありますが、その全てが何の成果もない、中途半端な状態で終わっている状況です(多数の記事に同様の内容が書かれています)

はっきり言ってかき回すだけかき回して何もしないというトンデモない存在でしかないと言うのがおそらく世間の評価では無いかと思います。

とにかく余計な事を言ってかき回さないでほしい。これが相場参加者並びにアメリカ国民の本音ではないかと個人的には思います。

色々と書いてきましたが、トランプ大統領は、本当に一般の人の思考回路では考えつかないことを平気でやってしまう大統領です。また今は選挙前という大事な時期なのか、そういった行動がエスカレートしている気がします。

はやく辞めてほしい。それが正直な気持ちですが、任期があるので、彼が大統領の職にある期間は、今後も予測不可能な色んな事態が起こると思います。

もう割り切って考えていくしかない。これが自分の結論です。

それと来週の相場展望ですが、メキシコに対する関税発動がどうなるのか?

それと米中貿易戦争について、双方から報復という話が出るのか?それとも歩み寄りという話になるのか?

そういったニュースで動くものと考えています。はっきり言って予測不可能です。※自分は米中貿易はある程度織り込み済みだから、ここまで円高になるとは正直思っていませんでした。金曜日の値動きについても、109円が非常に硬かったので、割れても終値はその付近で収まるだろうと勝手に考えていましたが、事態は自分の想像以上に動いています。よって今のところあまりコメントできません。

こんな時にあえて参戦するのではなく、落ち着いた時から参戦すればいいんです。休める人は休んでいた方が良いのではと個人的には思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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