7月の3連休、特に予定がなかったので、よせば良いのに、安易な気持ちでパチンコ屋に行きました。
今月は、法事が重なり、それなりにお金も飛んでいったので、何が何でも勝たないといけないという変な義務感に燃えていました。
突入した店は、海コーナーが常に満席に近い店です。
下見はちょくちょくしていたのですが、常に満席に近い状態だったので打つことが出来ませんでした。でも3人に1人ぐらいの割合で玉を積んでいるので、端から見ると、かなり出ているような印象を持っていました。
決戦当日、手持ちの軍資金は7万円。
縁起の良い数字にしようと、わざわざ銀行で下ろしました。
朝10時の開店に並びましたが、50人以上並んでいます。
せっかくの休日なのに、やること無いの?と思っていましたが、自分もそうでした。
友人知人などで来ている人達は、狙い台の話をしたり、「今日はいくら勝つんだ」とか、とらぬ狸の皮算用をしています。
そんな中、「勝つのは自分だけ」とひそかに考えながら、海物語の島にダッシュ。
この店は、いつも沖海4が出ているので、それを見た自分は、沖海4、1択です。
開店直後で、沖海4の8割の席が埋まるという状況に、正直驚きながらも、もう1つ驚いたのは、その島の年齢層。
なんと、9割以上が高齢者でした。
確か開店前に若い人も並んでいたけど、その人達はやはりスロットに直行。絆や、凱旋に座っていました。
とりあえずは勝負。
千円当たり、どんなに良くても20回。
平均は18回転ぐらいでしょうか?
この店の換金率からしたら、21回転付近がボーダーラインです。
明らかにボーダー以下だったけど、ほぼ満席の状況で台移動も出来ず、軍資金もそれなりにあったので、とりあえず1回当てるまでやるかと考えたのが運のつきでした。
無職のパチンコ実践、初当たりは?
初当たりは、何と、午後16時。
開店直後から打ち始め、初あたりが夕方16時。
1158回転回した所で当たりました。
総投資は6万7千円。
当たった絵柄は、サメ。
マリンモードで、4のシングルリーチ。泡だったので、全く期待しないでいたら、ハイビスカスが動き、ハンドル部分が振動。
あっけなく4で当たり、変動、昇格も無く終わりました。
(画像は、大当たり中に必死になって撮影しました)
当然のごとく時短は駆け抜け。
持ち玉も見事に飲まれた所で、ふらふらになって店を後にしました。
振り返ってみると、300回転回した時に、止めようかなと一度思っただけ。後は止めたらその後すぐ出るんじゃないかと思ってしまい、止められなかった。
その後とぼとぼと歩いてる帰宅中は、本当に何にも考えられなかった。後悔すらする気にもなれない。
失った時間とお金。
戻らないのは分かる。それと何をしていたんだろうという感情。
食欲も無く、帰宅後すぐに寝てしまいました。
パチンコで大敗した無職の翌日
翌朝になり、昨日の事を思い出すと、いてもたってもいられなくなり、また同じ店に行きました。
昨日、自分がおおはまりした台のデーターが気になってしょうがなく、それを見に行きました。
結果、昨日は、自分が止めた後もはまっていました。
また、今日も行った時間が14時頃だったんですが、回転数が668回転。1回も当たっていませんでした。
昨日、あれだけ嵌ったんだから、少しは爆発するかというスケベ根性で台を確認しましたが、今日も大きく嵌っているのを見て、さすがに戦意喪失しました。(実際は打っている人が居たので、打てなかったのですが、もしその回転数で空席だったら、間違いなく打っていたと思います)
また、改めて海物に座っている老人を見てみると、どの台もそんなに回転率が良いようには見えない。
また、勝っている人もそんなに多いようには見えない。
冷静になって見て見ると、そんな事が分かりました。
この店に来ている人はおそらくは依存症の人。
勝ちに来ている人は少ない。そしてこの店で勝つのは難しい。
そう思った自分は、ここである程度冷静になり、そのまま店を後にしました。
皆さんもギャンブルで熱くなる。それだけは気をつけてください。