自分はパチンコ・パチスロにハマっていました。
仕事をしていた時は、仕事帰りに行ってましたし、休日も、用事が済んだら、帰宅まで2~3時間しかないのに打ってました(時には30分勝負の時もありました)
また、電車等で知らない街に行った時は、用事がすんだらパチンコ店を物色。何軒か見たあと、必ずと言っていいほど打っていました。
パチンコ・パチスロを打つ理由
パチンコ・パチスロを打つ理由は、「勝てると思うから=儲かるから」が8割。それ以外は、動画などを見た時、面白そうだなーと思える台があったり、人から、またはブログ、噂などから面白そうな台が見つかった時などで、これらが2割程度です。
入店前は、今日は1時間勝負して、1千枚出して帰宅しよう。
ジャグラーで3連続ビッグで良いから楽勝だという気持ちで勝負しますが、現実はそれほど甘くなく、高い確率で負けていたと思います。
でも人間というのは都合が良いもので、勝ったことは覚えているけど、負けたことは忘れてしまいがちです。
だから、頭の中にあるのは勝った時の強烈な印象ばかり。それが頭の中を駆け巡るわけですから、今日は、以前の時と同じように勝てるのではと考えてしまいがちです。それが強烈な入店する動機になっていました。
パチンコ・パチスロを打つ人の中でこういう思考回路の人はすごく多いと思います。
パチンコ・パチスロが好きな人は負けている?
パチンコ店は、払い戻し率というのを基に、客にどのくらい還元するのかを決め、それに基づいて釘調整やパチスロの設定を決めます。
還元率とは、払い戻し率のようなもので、JRA(競馬)だと、75%となっています。(100円賭けたら、払い戻しは75円。25円が国の利益}
パチンコ店の還元率は、80-95%程度と言われています。この数字だけみると、競馬よりかは良心的ですが、基本的には客が負ける設定になっています。
仮にパチスロという機械に、払い戻し率90%と設定すれば、機械は優秀なので、どんなに引きが強かろうが、最終的にはこの90%という数字に近い結果となります。よって大半の人は、店の払い戻し率通りの結果となり、負ける事となります。
ただし、ごく1部の人は、この払い戻し率を上げる工夫をしています。
それは、技術介入をする人です。パチンコだったら止め打ちで無駄玉を減らす等の努力をしています。パチスロなら毎ゲーム子役を取りこぼさないように回す、ボーナス中も技術介入が可能ならそれを行う等、これらは普通に打っているよりも神経を使うので、面倒くさいですが、これらを淡々とこなしている人達は、玉、メダルのロスが減るため、若干ですが、払い戻し率を多くすることができます。
今、パチプロと呼ばれている人は、これを必ずやっています。(逆にこれをしないと勝てないということです)
パチンコ・パチスロが単に好きな人は負ける?
パチンコ・パチスロが好きだけど、釘読みや設定推測。それ以外に技術介入(パチンコだったら止め打ちで無駄玉を減らす、パチスロだったら、子役を取りこぼさない等の無駄なメダルを減らす)をしない人は、トータルで考えると負けると思います。
だから、もしお金が大事だという人で、技術介入をしない人は、パチンコ・パチスロを打たないほうがいいと思います。
パチンコタレントの南マリカさんが、パチンコ・パチスロで勝つ為の本を出版したのですが、その中に、「日々の収支を必ずつける」と書いてありました。
上記の事をしない場合、高確率で負けていると思うので、一度収支をつけて振り返ってみるのがよろしいかと思います。逆に収支をつけて勝っているのなら、勝っているうちは続けても良いと思いますが、基本的に、博打は胴元が儲かる仕組みになっているので、勝っているのなら勝っている間に止めてしまうのが一番だと思います。
結局どうしたら良いの?
パチンコパチスロが好きだけど、釘読みや設定推測、技術介入をしない人は、パチンコパチスロを打っても負けてしまうので、負けるのが嫌な人は辞めた方が賢明だと思います。
逆に、自分には潤沢な資金があるから、パチンコ・パチスロは趣味。いくら負けても構わない。自分は勝ち負けよりも、ゲーム性やスリルが楽しいからやっているんだという方は継続されたらよろしいかと思います。
私は賭けごとが好きで、海外のカジノを含め色んな賭けごとをしてきたつもりです。動機は勝ちたいからという単純なものです。その為どうすれば勝てるのかについても調べてみたつもりですが、結果から言うと、それぞれのギャンブルには払い戻し率というものが存在するのですが、その払い戻し率が100%以上のものはありませんでした。当然と言えば当然なのかもしれないんですが、
仮に100%で五分五分。このようなものはあっても良いと思うのですが、バカラでさえ、100%未満だったので、やはり博打は胴元が儲かるように出来ていることがわかりました。
払い戻し率が75%の競馬と、99%のバカラ。結局どっちに賭けても、何十回も勝負すると、最終的には確率が収束するので、客の負けになります。
何かその勝負について絶対的な自信があるというのなら別ですが、そうでない場合、博打はやめ、その時間をそれ以外のもっと有効なことに使うことをお勧めします。
勝てるかもしれないという気持ちだけでいくのは危険です。