来週の相場展望ですが、結論から言いますと様子見になります。
正直こんな状況下において、予想とうか、どっちに動くかを述べるのは、個人的には非常に無責任だと思うので、はっきりとした事は一切言えないような状態です。
一応現状の為替状況と、来週の動きそうな点について書いておきます。
来週の相場展望
先週も結構大きく動きました。このような状態というのは、個人的には相場が風邪を引いているようなもので、ちょっとした材料などで、普段は動かないものが、このような時には一気に大きく動いてしまうものだと思っていますので、相場がこのように弱っている場合は、基本的にはやらないほうが無難だと考えています。
来週動きそうな材料ですが、
月曜日にG7の電話会議が予定されています。
以前も同様の電話会議を行いました。その会議では「何もしない」という結論になったので、結果を受けて大きく円高に傾きました。
今回はどんな結果になるかは分かりませんが、結果次第で動くと思います。注意が必要です。
※それと前回のG7の際は、火曜日に会議が行われたのですが、前日の月曜日に株が売られたのですが、その際に日銀が株の買い支えをしています。G7会合の目的は、不安定な株式市場、為替市場を正常化するというのが目的だと各国が認識しているので、今回も同様の動きが出るかもしれません。(あくまで空想のいきですが)
火曜日は、 09:30 AUD、RBA議事要旨が予定されています。
利下げの話になるのかは分かりませんが、この時間帯付近はオージーはちょっと注意したいなと思っています。
木曜日は早朝 03:00 USD、FOMC政策金利・声明文発表 、その後
12:00前後 JPY日銀金融政策決定会合・政策金利・声明文発表
15:30 JPY黒田日銀総裁記者会見、
17:30 CHFスイス中銀(SNB)政策金利・声明文発表
20:00 TRYトルコ政策金利発表
と金利関係の公表が目立ちます。
以外にも中規模の経済指標があります。一応公表の際は、対象通貨ペアの値動きを注意しておいた方が良いかと思います。
シナリオとしては、日本とアメリカの金利発表を控えている中での月曜日のG7です。先週トランプと安倍首相は電話会議を行っています。
この会議の中でアメリカと日本とで話ができており、その内容をG7で協議し、G7各国で協調して何かをする可能性は無きにしもあらずと考えています。まああくまで空想の域なので、どうなるかは全く分かりませんが、何かあるとしたらG7の結果発表の時がちょっと危ないのかと思ってみています。
個人的な戦略
個人的にはエントリーしたい気持ちは人一倍あるのですが、とりあえず月曜日に関しては、G7会議までは何もしないか、本当に小ロットをストップいれて運用する程度にとどめようかと思っています。
とりあえずG7の内容及びその値動きを確認後、どうするかを考えます。
後コロナウィルスですが、日本は他国と比較すると感染が進んでいないそうです。風呂に入る、手洗いをする、うがいをする文化があり、はぐをしたり、キスも頻繁にはしないため、それが感染を抑制しているのではと言われています。逆に増加傾向にあるのが、欧米と欧州などの地域です。
この事が材料になるかは分かりませんが、一応事実として上記と認識しています。
値動きが落ち着いてほしいと考えているのは、自分だけではなく、相場参加者、国も同じだと思うのですが、このパニック相場に対し、何か処方箋のようなものが出てくれるか、若しくは参加者全体が落ち着いてもらうようになるか?
現段階ではどうなるかさっぱりと分かりませんが、早い段階で良い方向に向かってくれることを祈っています。