2021年3月20日(土)曇り時々晴れ
都内で用事を済ませた後に、芝浦南ふ頭公園で釣りをしてきました。
その結果を書いていきます。あくまで個人的な記録です。興味ある方だけご確認ください。
芝浦南ふ頭公園とは?
芝浦南ふ頭公園とは、レインボーブリッジ下、東京側にある公園です。
東京湾に面していて、フェンス越しになりますが、釣りをすることが出来ます。
釣り場は200m程度しかない小さな場所ですが、潮通しが良い場所で釣れる魚は、シーバス・クロダイ・サメ・エイ・アジ・サッパなど、回遊魚なら大きいサイズを含み、様々な魚種が釣れるポイントとして有名です。
実際にyoutubeに上がっている釣り動画を見ても、結構な釣果がを見ることができます。
JR田町駅からでも徒歩20分。途中にスーパーがあるので、弁当など買えます。公園内は清掃のいきとどいたトイレがあり、幅広い階段の上で座ったり寝転んだりもできます。興味ある方は行ってみてください。環境的には申し分ない場所にある釣り場だと思います。
当日の釣行
AM11時25分、芝浦南ふ頭公園到着。
先客は7人ほど。
レインボーブリッジ北側が埋まっていたが、南側は空いていたので、隅田川の方で竿を投入するものの、全く当たりなし。数か所場所を移動したが全く当たりなし。餌も食われていないので、最終的に人が多いレインボーブリッジ側にポイントを決め、13時からは置き竿で勝負。
ポイントはこんな場所
スーパーで買ったパンを食べていたら鳩が寄ってきたのでパンを上げる
(俺様が上げているんだぞーと妙な優越感を感じる。動物の飼育係にでもなればよかったのかもしれない)
引き潮の時間が15時。潮が引いている時というのは、魚が海に戻っていく時間。そういう時よりも、引き潮が終わり、上げ潮になる時間(この日だと15時以降)の方が、海から魚が上がってくるため、釣りやすいといわれている為、15時からは竿のそばで竿に張り付き釣りをするものの、16時30分まで粘り、坊主(釣果0匹)で終了しました。
但しこれは自分が下手くそというわけではなく、周囲にいた20人以上の釣り人(午後から増えた)も全員坊主だったので、魚が全く来なかったという状況だったと思います。
現に一回もかかりがなかったし、エサも食われていなかったし、釣り人の中には、東京湾は寄せ餌が禁止であるにもかかわらず、コソコソと投げていた人もいましたが、その人も釣れていなかったので、本当に魚がいなかったんだと思います。
(下の画像はレインボーブリッジの北側)
釣りを終えて思ったこと
11時30分から16時30分までの7時間、珍しくあまり考えないで過ごしました。
普段ならFXのレートを見ているとか、ネットで何か調べているとか、来週何をしようかと考えているとかしていて、頭がいっぱいになっていることが多いのですが、釣りをしていると、目の前の景色に気を取られ、あまり考えることができません。日当たりのいい場所で、体も暖められるのか、ぼけーっとしながら目の前の東京湾を漠然と眺め、うつらうつらしている。
そんな状態で過ごしました。
これが良いのか悪いのかはさておき、これを継続していると本当に馬鹿になってしまうのではと感じたのが正直な気持ちです。とにかく今まで色々と一生懸命に考えていたことが、薄まります。例えば今の状況から考えて、いつまであれをしなければ!などと色々と考えていることがあったとしても、そんなに大事なのか?と考えるようになったり、普段一生懸命にやっていることに関しても、どうでも良いのではと思えたりします(本当に)
旅に出ると自分がちっぽけな人間に思えたり、普段やっていることが小さくどうでも良いことだと感じたりするのですが、それに近いようなそうでないような感覚になりました。
また明日も釣りに行け!と言われたら行きますが、今年一年ずーっと釣りをしていろ!と言われたら、さすがの自分も考えます。こんな事をしていて良いのかと?
なんかそんな感覚が近いです。
若いときは海が好きで、頻繁に潜りに行っていたのですが、今となってはそんな気分にもならず、その日は釣れなかったので、「何しに来たんだ」とか、「こんな事をしていても良いのか?」なんてちょっとネガティブなことも浮かんできました。
坊主ということもあり、ちょっと疲れたし、パチンコで負けた時のような感情に近いものもわいてきたのですが、1つだけ分かったことは、
自分の思い通りにはならない
釣りに行く前は絶対に釣れると、この日はわざわざ大きなビク(魚を保管できるアミ)まで持ち、晩飯はアジと鯛を食べきれないぐらい食べると意気揚々で向かったのですが、結果坊主でこんな事がわかりました。
1つ良い経験をしたように感じました。
※この日はたまたま坊主でしたが、公園内は午後は結構な釣り人で埋まりました(場所が無いぐらい)16時ぐらいから来る人が多かったように見えたので、16時前に行って、場所とってやれば、釣れるんじゃないかと思います。但し、根魚皆無なので、本当に潮にのってくる魚目当てですので、潮見表などは見ておいてからが良いと思います。
※この記事を書き終え数時間してから感じたのですが、何もしないで過ごすと、翌日は結構頑張れます。今は満喫でブログを書いたりしているのですが、昨日釣りをした(遊んだ)分、今日はあまり休まなくても作業できます。昔からよく遊びよく学べと言いますが、そういう意味で釣り(遊び)は頑張るための糧になるものかもしれません。疲れが抜けない方、頭がつかれている方などは、遊びまたは普段と違う行動をしてみて、気分転換されるといいかもしれません。